7月7日に 吉祥寺MANDA-LA2 でforcola 2回目となるワンマンライブを行いました。
毎回、その時、その瞬間を描き、参加いただいた方にとっても無二の体験となるよう、イベントに"Sketch of Moments"というシリーズ名を冠したこのワンマンライブシリーズ、今回はサブタイトルに"Found and Lost" (発見と喪失)とつけました。
forcolaは、情景や心象イメージ、ストーリと楽曲・詩を結びつけるための表現を追及しています。今回は、ボーカルの梅原がこのライブのために制作した絵画作品を、ピアノの塚本の映像表示技術によりディスプレイに表示し、演出しました。
1st Stage
1st stageはサブタイトルにもなっている楽曲"Found and Lost"を中心としたコンセプト・ストーリーとして、楽曲や絵画作品を構成しました。
【曲目】
Eosphorus
The Road I Walked (英語詩 朗読)
The Road I Walked
Glimpse
Found and Lost
暁の小径
Sister's Profile
今回、新たに発表となったのは「Glimpse」という7/8拍子のピアノインスト曲と、「暁の小径」(あかつきのこみち)という楽曲の計2曲です。
楽曲や構成の意味・意図をここで解説するのは気恥ずかしいので、ダイジェスト動画でお届けしたいと思います。
2nd Stage
【曲目】
Serenity
サリーナの宝
さよなら (Ogitaka)
うれしいことば (Ikuko Sennari)
Llora (Marta Valdes)
Fina Estampa (Chabuca Granda)
希望の九月
(Encore)
Ma l'amore no (Ennio Morricone)
2nd stageはforcolaがアルバム発表してきた代表的な曲とforcolaに関係のある楽曲で構成し、コンセプト・ストーリーに没入する1st stageとは異なり、自由にリラックスした雰囲気で演奏しました。
forcolaの1st, 2ndアルバムから「Serenity」「サリーナの宝」を演奏した後、forcolaと関係の深い音楽仲間の曲を2曲演奏しました。「さよなら」は長野在住のミュージシャン オギタカさん、「うれしいことば」は千成郁子さんの曲です。お二人とは6月に長野で念願の共演を果たしました。
続く2曲は中南米の楽曲で、キューバのシンガーソングライターMarta Valdes (マルタ・バルデス)の"Llora"、ペルーの歌手Chabuca Granda(チャブーカ・グランダ)の"Fina Estampa"を演奏しました。Fina Estampaではライブ準備や映像操作に協力いただいた柿沼朋音さんがドラムとして参加、トリオでの演奏をお届けしました。
最後は最新アルバム「into the moment」から「希望の九月」でステージを締めくくりました。
アンコールでは再び柿沼さんに入ってもらい、映画「マレーナ」の楽曲"Ma l'amore no"を演奏し、終幕となりました。
あとから考えてみると、7月7日は「七夕」で、それにちなんだ楽曲など最初は考えていたのですが、コンセプトを作っていくうちにすっかり抜け落ちてしまっていました汗 MCでも一切触れずじまいという余裕の無さ。今さらながら、皆様は忘れずに星に祈りをこめて、素敵な夜を過ごされたことを願います。
感謝!
今回、2月に引き続きディスプレイを持ち込み展示させてもらいました。機材搬出入・梱包・セッティングから演奏中の映像切り替えなどオペレーションに協力してくれた柿沼朋音さん、サポートいただいたMANDA-LA2スタッフの皆様、ありがとうございました。
そして何より、貴重な休日に、殺人的な炎天下、遠路お越しいただいたお客様の皆様、ありがとうございました。本当に感謝しかありません。
次に向けて
forcolaの次の活動としてはライブとアルバム制作になります。
ライブについては、また映像作品展示と演奏というステージをもちたいと思っていますが、次については鋭意企画検討中です。もし絵画作品や映像展示と音楽を同時に実現できるような場をご存じの方がいたらお知らせいただけると助かります。もちろん、映像展示だけでなく、音楽的な見聞を広めていきたいと考えています。
アルバム制作については、今回の1st stageは新たなアルバムを意図した楽曲編成としましたので、これを軸に録音・制作を進めていく予定です。
またのお知らせをお楽しみに!
お読みいただき、ありがとうございました。
(追伸)
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